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お知らせ

年頭のご挨拶

2008年1月4日
株式会社シーイーシー
代表取締役社長 新野 和幸

新年あけましておめでとうございます。皆様方には、平素より格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年は、金融業界を筆頭に、サービス、製造業界の積極的なIT投資を受け、情報サービス業界も堅調に推移いたしました。さらに、日本版SOX法に伴う内部統制整備に向けたIT投資や、SMBの市場拡大なども加わり、本年も拡大基調が継続するものと考えています。 しかしながら、情報サービス業界においては人材不足や品質問題といった課題はもちろんですが、コストメリットを武器に国内浸透を狙う海外勢との競合激化、企業規模拡大に向けたM&Aや再編の本格化など、企業の生き残りをかけた構造改革も迫られています。また、米国経済の不透明感や、燃料をはじめとする原材料の値上がりなど、マクロ経済においてもIT投資を抑制する不安要素が存在しています。

このような中、当社におきましては、「Agile & Innovative ~俊敏かつ柔軟に~」をキーワードに、顧客基盤、人材基盤、ソリューション・サービス基盤など経営基盤強化を図るとともに、既存サービスの強化と新規ビジネスの立ち上げに取り組んでまいりました。 特に昨年は、当社の得意とする第3者検証サービスを、新たに「PROVEQ(プロベック)」ブランドとして立ち上げ、メニューとサービスを拡充。マーケットリーダーとしての確固たる地位を築くべく積極的な事業展開を図りました。さらに3D物流シミュレーションソフト「RaLC(ラルク)」の販売が好調で、大手企業を中心に実績を積み上げています。

2008年は当社にとって創立40周年を迎える節目の年です。「躍進」をキーワードに選択と集中を加速させ、当社の強みである自動車・製造・金融、そしてITソリューション分野で蓄積した経験とノウハウ、先進技術を集約し、ITパートナーとしてお客様の企業価値向上を支援いたします。 また、前述の第3者検証サービス「PROVEQ」を事業の柱として拡大するとともに、昨年来引き続き需要の高いデータセンター事業や、「RaLC」を含むものづくりソリューション、CO2削減に寄与する省エネ事業の本格化など、中長期成長戦略へとつなげてまいります。その他、SaaSビジネスや、ITを活用した新たな事業の創出、高付加価値型ビジネスの提供、プロジェクト管理・生産性向上にも注力いたします。

2008年はITエキスパート集団として、誇りと自覚、チャレンジ精神を持ち、社員一人ひとりがお客様の視点で、自ら考え行動し、信頼性と付加価値のあるサービスを提供することで、社会とお客様に貢献していきたいと考えています。 本年を第二創業期のスタートとして将来を見据え、躍進の年とすべく、役員・従業員一同、積極的に事業を推進してまいりますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。