シーイーシー、8月1日より国内唯一の赤外線データ通信規格認定証付与サービスを開始
併せて、Bluetooth、USB、メディアカード等のインターフェース互換性検証サービスを展開
本格的なユビキタス環境到来を背景に第3者検証のPROVEQサービス事業を拡大
2008年7月30日
株式会社シーイーシー
株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新野和幸、以下シーイーシー)は、8月1日から国内唯一の赤外線データ通信規格(IrDA/IrFM/IrSimple)の認証機関として、家電製品、携帯電話など各種製品に搭載された赤外線データ通信インターフェースのIrReady認定証付与サービスを開始いたします。また、同時にBluetooth、無線LAN、USB、メディアカード等のインターフェース互換性検証サービスを展開し、2010年度売上高10億円を目指します。
シーイーシーでは、これまで、デジタル機器に搭載される複雑・肥大化するソフトウエアを中心に第3者検証サービスを展開してきましたが、赤外線データ通信規格認定証付与資格の取得を期に互換性検証の分野にもサービスを拡大します。
現在流通しているデジタル機器の多くは、赤外線、Bluetooth、USB、メディアカード等、数多くのインターフェースによって互換性を保持されています。ユーザー側からしてみると、どこの製品を購入しても互換性が保持されるという意味で非常に有益であるものの、製品を供給するメーカー側の立場からすると、互換性を保持するための手段並びに対象製品の多様化に伴い、その検証が重荷になってきています。
これらの課題に対応すべく、近距離無線通信をはじめとするインターフェースに特化した検証する組織を新編し、事業を展開してまいります。
シーイーシーの第3者検証サービスPROVEQは、これまで蓄積した経験とノウハウをもとに、更にサービス範囲を拡大し、社会問題になりつつある品質生産性の向上というお客様の要求に応えてまいります。
IrDA
赤外線を使ってデータを転送するための通信規格、およびこれを制定する標準化団体(Infrared Data Association)の総称です。通信時にケーブルを接続する必要がないため、ノートパソコンからデスクトップパソコンやプリンタなどにワイヤレスでデータを送ることができます。
IrDAには、バージョン1.0、1.1、1.2、1.3、1.4があり、それぞれ通信レート、距離などが異なります。
また、IrTran-P、IrOBEX、IrLAN、IrCOM、IrMC、IrFMなどのアプリケーション仕様が策定されています。
IrFM
IrFM(Infra-red Financial Messaging)は、IrDAによって策定された、 赤外線を使った決済を可能にするための世界標準規格です。
IrSimple
赤外線による高速無線通信方式で、従来のIrDA方式の通信手順を効率化することにより、データ通信の高速化を実現する規格です。これにより、従来難しかった大容量データのやり取りが可能になります。
IrReady
IrDAがテストラボを用意、テストにパスした製品に対し、規格に準拠し ている事を保証するロゴ(IrReady)を発行しています。
株式会社シーイーシー 企業概要
名称 | 株式会社シーイーシー |
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設立年月日 | 昭和43年2月24日 |
上場年月日 | 平成13年7月(東証一部) |
資本金 | 65億8600万円 |
売上高 | 532億円(2008年1月期) |
従業員数 | 2,970名(2008年4月1日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 新野 和幸 |
事業内容 |
◆ソフトウエア開発サービス ・金融業・自動車産業・製造業、情報通信/サービス業向けの受託開発サービス ◆情報システムサービス ・インテグレーションサービス ・プロフェッショナルサービス ・アウトソーシングサービス ・システムソリューションサービス ・プロダクト販売 |
この資料に関する問合せ先
取扱事業部門・照会先
株式会社シーイーシー
【担当:PROVEQサービス本部 副本部長 山本(ヤマモト)】
〒216-0033 神奈川県川崎市宮前区宮崎2-9-11 宮崎台システムラボラトリ
TEL:044-853-6291
E-mail:PROVEQ-sales@cec-ltd.co.jp
報道関係者問合せ先
株式会社 シーイーシー
【担当:事業推進部 広報室 稲垣(イナガキ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2442
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp
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