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お知らせ

動線分析ソフトウェアRaFLOWが東芝テック製の位置測位システムに対応

~ UWB、Wi-Fi、PDRに続きBluetoothビーコンの測位技術にも対応完了 ~

2016年4月18日
株式会社シーイーシー

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田原 富士夫、以下 シーイーシー)が提供する、位置測位システムを活用した動線分析ソリューション「RaFLOW(ラフロー)」は、このほど東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:池田 隆之、以下 東芝テック)の位置測位システム「PVS(Position Visualization System)」に対応しましたのでお知らせいたします。
なお、東芝テックとシーイーシーの両社は、位置測位システムPVSとRaFLOWを連携したソリューションを、4月18日から販売開始します。

位置情報管理・動線分析ソフトウェアの「RaFLOW」は2009年の販売開始以来、生産管理や物流管理向けに、作業員・搬送機器の行動把握や動線分析による業務効率化、在庫・機器管理などの所在管理に活用されてきました。幅広い位置測位システムやセンサー機器と連携できるマルチプラットフォーム対応により、これまでに超音波、PDR、Wi-Fiなどに順次対応し、2015年には電波法改正により新たにUWB(Ultra Wide Band:超広帯域無線通信)技術を採用し、高精度で投資コストを抑えた位置情報管理システムを提供してきました。


東芝テックとシーイーシーの連携について

近年、工場の組み立てラインや小売店舗などで、「設置が簡単で誤差が小さく、人とモノの位置を簡単に把握し、コスト改善をしたい」「投資コストを抑え、スモールスタートで始めたい」といったお客様のニーズが高まっています。東芝テックは、汎用性が高く、コストもリーズナブルなBluetoothビーコン(東芝テック製BBT-TB1)を採用し、スマートデバイスを活用した位置測位システムを開発しました。「RaFLOW」と連携することにより、3D(3次元)の位置測位システム上で人の所在を把握することができます。位置を把握することで、工場では「効率の良い配置換え」、流通店舗では「お客様の動線、滞留場所により売れ筋商品をどこに陳列するか」などの検討にご利用できます。

(写真)位置測位システムPVS(Position Visualization System)のイメージ


今回提供する位置測位システムの特長

1)オンプレミスで運用可能

クラウドサービスを利用しないため、お客様の位置情報を社外に保管する必要はありません。位置情報は随時取得可能です。

2)オフラインモード

測位エリアにWi-Fi環境がなくても、ネットワークを使わないオフラインモードで測位することができます。スマートデバイスにビーコン受信情報を保存し、1日の業務終了時などに位置測位システムにインポートして、位置情報を算出できます。(Android端末のみ)

3)AndroidおよびiOSで利用可能

Android端末に加え、iOS端末も使用できます。iOS端末であれば、キャリアへの通信費が発生ないiPod touchをお勧めします。Android端末もSIMフリー版の推奨機を用意しています。AndroidアプリはGoogle Playより無償提供。iOSアプリはApp Storeより無償提供(4月末登録予定)。

4)外部アプリとの連携

位置測位システムから外部のシステムに位置データを出力できます。拠点や日時指定によるCSVファイル形式やソケット通信によるリアルタイム形式で連携することができます。システムを開発される企業様においては、位置測位システムからの位置情報をもとに、独自サービスを構築可能です。

5)様々な測定エリアを登録可能

階層が異なる複数のフロア(例えば、1階や2階)や、より詳細なエリアとしてのサブフロア(フロア内の部屋やスペース)のように、広い区域から狭い区域までを登録できます。

6)プッシュ通知機能

特定のビーコンに近づいた時、スマートデバイスにインストールしている位置測位システムアプリに対して通知を出すことが可能です。


システム構成図

システム構成図

RaFLOWの動線・滞留表示(画面イメージ)

お客様が買い物しやすい店舗レイアウトの工夫・改善などをRaFLOWでよりスムーズに実現します。

RaFLOWの動線・滞留表示(画面イメージ)

RaFLOWの帳票出力(画面イメージ)

RaFLOWの帳票出力(画面イメージ)


株式会社シーイーシーについて

シーイーシーは、独立系システムインテグレーターとして、インダストリーオートメーション事業、システムインテグレーション事業、プラットフォームインテグレーション事業まで、トータルにICTサービスを提供しています。インダストリーオートメーション事業においては、工場の情報基盤をICTで支えるべく、「Facteye(ファクティエ)をはじめとしたIoT活用プラットフォームやシミュレーション技術による生産・物流現場の可視化ツール「RaAP(ラープ)」「RaLC(ラルク)」、そのほかロボット制御・CNC、位置情報活用分野において、独自技術を応用した製品・サービスを中核とした特徴のある事業を展開しています。
ビジネスサイト:https://ralc.cec-ltd.co.jp/lineup/raflow.html


この資料に関する問合せ先

取扱事業部門・照会先

株式会社シーイーシー
【担当:インダストリーオートメーションビジネスグループ 第一営業部 石川(イシカワ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2404
E-mail:marketing@cec-ltd.co.jp

報道関係者お問い合わせ先

株式会社シーイーシー
【担当:企画部 広報グループ 根本(ネモト)、稲垣(イナガキ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2442
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp

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