シーイーシー、ものづくりソリューションの新ブランド 「VR+R™(Virtual Reality & Reality)」を発表
パッケージソフトを中心にサービスメニューを体系化し、11月より順次サービスを提供
2008年10月30日
株式会社シーイーシー
株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:新野 和幸、以下シーイーシー)は、このほど製造業の製品開発・生産部門向けに、シミュレーション技法及びモニタリング技法を駆使して課題解決を図る、ものづくりソリューションの新ブランド「VR+R™(ヴイ・アール・アール)」を立ち上げ、2008年11月より順次サービスを提供いたします。シーイーシーは「VR+R™」ブランド関連のソリューションにて、今後3年間で15億円の売上げを見込んでいます。
競争の厳しい製造業界において、メーカー各社は常に新たな市場を開拓し、コスト削減に取り組みながら製品開発のスピードアップと品質の維持向上に迫られています。シーイーシーの提供する製造業向けソリューション「VR+R™」は、製造業の生産現場が直面している製品開発のリードタイム短縮、短納期生産、品質向上、分散した拠点間の情報共有、コスト削減等の様々な課題に対して、シミュレーション及びモニタリング技法を駆使して「課題解決のスピードアップを支援する仕組みづくり」を提供するソリューションサービスです。
シーイーシーは2008年2月に業種別に組織を再編、全社横断的に金融業、製造業、自動車産業に特化した組織を設置しました。新たに設置された組織では40年に渡りお客様向けに提供してきた、ソフトウエア開発サービス及び情報システムサービスの経験とノウハウを集約し、新たなものづくりソリューションのメニュー開発に取り組んでまいりました。
第一弾として11月より提供するサービスメニューは「製造現場視える化支援」「開発サイクルの短縮支援」「遠隔拠点間の情報流通支援」の3つのメニューで、これらを支援するVR+R™パッケージ製品「Vrossom」を2008年11月に、以降、順次「EYE」及びVR+R™の基盤を支える共通プラットフォーム「MPS」を提供してまいります。
「VR+R™」シリーズ パッケージソフトウェア
「Vrossom(ヴロッサム)」
将来のワーカー不足に備えた、製造ラインの自動化(ロボット化)への適用検討作業を効率化できます。PC上にロボット,PLC等の生産設備を3次元モデルとして再現、新規設備の検討や既存設備の生産性改善等をシミュレーションすることで、ライン全体の成立性,スペックを事前検証し、設備の立上げに関わる時間を大幅に短縮できる、生産ラインのシミュレーションソフトウエアです。
基本ライセンス | 1,000,000円 ~ (表示コンポーネント) |
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「EYE(アイ)」
生産現場の稼働状況をPC上に3次元モデルとしてリアルタイムに再現(エミュレーション) し、遠隔地の生産状況のモニタリングをはじめ、不測の状況時の生産シミュレーション等、 設備稼動率を上げるための日々の情報提供を行うと共に、生産実績と計画値との差異分析から、 生産現場の課題を視える化し、仮説立案,改善実施,結果分析という改善サイクルを定着 させるための仕組みを提供するソフトウエアパッケージです。
基本セット | 2,500,000円 ~ (実績収集機能) |
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「VR+R™」を支える共通プラットフォーム
「MPS(エムピーエス)」
設計から生産の各工程を通じ、製品開発(ものづくり)に必要なCAD図面,部品構成情報, 解析結果,加工プログラム,社内文書等のデータをプロジェクト毎のプロセスに合わせて統合 管理することによって、各工程に必要なデータを視える化し、生産性向上を実現できる、 プロジェクト管理ソフトウエアパッケージです。
CPUライセンス | 2,500,000円 ~ |
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「VR+R™」のコンセプト
VR(仮想化による計画の検証)とR(過去の実績・現状のモニタリングデータ)との連携を図り、PDCAサイクルをスパイラルに実行することで、生産性の向上と品質の向上を同時に実現いたします。
VRのキーワード | 試作レス、前工程のデータ活用、シミュレーション |
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Rのキーワード | 計測、モニタリング |
「VR+R™」の特長
継続的なPDCAサイクル
計画と実績の対比分析による継続的な改善基盤を提供できます。
スピードアップ
シミュレーション技法の採用によって、設計から量産までの各工程でのQCD改善の スピードアップを実現できます。
安心できるサポート
自社オリジナル製品のため、個々のお客様のニーズに合せたカスタマイズ・保守サービス を提供できます。
「製造業向けものづくりソリューション」サービスメニュー
製造現場視える化支援 | 開発サイクルの短縮支援 | 遠隔拠点間の情報流通支援 | |
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サービス 概要 |
1. 現状ヒアリング 2. 生産状況の実績収集、 監視の効果測定 3. システム開発、改造 4. 導入、保守 5. データ分析、 レポート作成 他 |
1. 現状ヒアリング 2. シミュレーション技法の適用検討 3. CADデータ活用検討 (3Dモデル化、設計作業効率化) 4. 製造データ一元管理、 活用検討 (管理システム適用検討) 5. 開発、保守 他 |
1. 現状ヒアリング 2. 国内・海外拠点間の保守、 メンテ効率化検討 3. インフラ構築 4. モニタリングシステム開発 5. データ管理、分析 他 |
適用 パッケージ |
EYE | Vrossom,MPS | MPS |
参考価格 | 5,000,000円 ~ | 10,000,000円 ~ | 5,000,000円 ~ |
「VR+R™」ソリューション体系図
株式会社シーイーシー 企業概要
名称 | 株式会社シーイーシー |
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設立年月日 | 昭和43年2月24日 |
上場年月日 | 平成13年7月(東証一部) |
資本金 | 65億8600万円 |
売上高 | 532億円(2008年1月期) |
従業員数 | 2,970名(2008年4月1日現在) |
代表者 | 代表取締役社長 新野 和幸 |
事業内容 |
◆ソフトウエア開発サービス ・金融業・自動車産業・製造業、情報通信/サービス業向けの受託開発サービス ◆情報システムサービス ・インテグレーションサービス ・プロフェッショナルサービス ・アウトソーシングサービス ・システムソリューションサービス ・プロダクト販売 |
この資料に関する問合せ先
取扱事業部門・照会先
株式会社シーイーシー
【担当:自動車産業システム本部 営業部 松井(マツイ)/製造システム本部 第三システム部 生駒(イコマ)】
〒160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-11 新宿三井ビル二号館
TEL:03-5908-1702
報道関係者問合せ先
株式会社 シーイーシー
【担当:事業推進部 広報室 稲垣(イナガキ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2442
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp
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