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お知らせ

精度と信頼性が向上したAI画像検査システムの最新版を提供開始

ディープラーニング画像検査の「WiseImaging」が学習機能を拡充

2018年10月2日
株式会社シーイーシー

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田原 富士夫、以下シーイーシー)は、ディープラーニング技術を活用したAI画像検査システム「WiseImaging®」に、新機能を追加した最新バージョン「WiseImaging Ver.1.4」を提供開始しました。

本製品は、ディープラーニング技術を画像判定に適用し、人の目に近い検査をソフトウェアで実現するAI画像検査システムです。

今回のバージョンアップでは、欠陥位置を指定して画像データを学習する「欠陥位置指定学習」機能の追加で検査の精度と信頼性を向上させたほか、指定フォルダー内への画像ファイルの追加を検出して検査を行う機能やユーザーインターフェースの見直しによって使い勝手を改善しています。

また、ご要望をいただくことが多かった、「WiseImaging」用PCハードウェアの選定や製造現場へのハードウェア設置を、今回のバージョンアップと同時にオプションサービスとして提供開始いたします。

「WiseImaging」の詳細はこちらをご覧ください。
https://vrr.cec-ltd.co.jp/product/wsi/

その他の関連製品(ものづくりソリューション「VR+R」)についてはこちらをご覧ください。
https://vrr.cec-ltd.co.jp/product/


「WiseImaging Ver.1.4」の主な特長

検査精度と信頼性が向上、NG検出100%達成率が3割アップ ~欠陥位置指定学習機能~

従来、「WiseImaging」は入力された画像全体を学習データとしていましたが、今回の機能追加により、入力画像上の欠陥位置を指定し、欠陥の特徴に絞って学習することが可能となりました。弊社テストにおいてNG検出100%を達成した件数の割合が3割アップ、検査精度も平均5%向上しています。また、検査着目点をヒートマップとして可視化した際、欠陥箇所への反応が従来よりも明確となり、信頼性も高いものとなっています。

判定自動化を容易に実現 ~指定フォルダー内画像ファイル 検知機能~

指定したフォルダーを監視して追加された画像ファイルを自動的に検査する機能を追加し、判定自動化を容易に実現することが可能となりました。画像検査機器や検査用カメラなど、検査画像を取得する環境を既にお持ちであれば、既存環境に「WiseImaging」を追加することで素早くAI画像検査をご導入いただけます。

学習ツールのユーザーインターフェースを一新

前処理や学習などの機能ごとに画面を分け、より簡単に操作いただける画面構成としました。

上記以外に、学習ネットワークの詳細設定にプリセットを追加するなどの設定機能追加や、検査ステップの追加など、使いやすさを向上する機能改善を行っています。


「WiseImaging」機器設置サービスの概要

「WiseImaging」をスムーズにご活用いただけるよう、UPS(非常用電源)とともにラックに格納し、お客様工場内への設置作業を代行するサービスです。面倒な工場検査現場内への搬入・配線・設置・動作確認作業についても対応いたします。

<サービス例:120万円(税抜)プラン>

※本サービスはオプションです。上記プランには「WiseImaging」ソフトウェアライセンス、保守費用は含まれておりません。


この資料に関するお問い合わせ先

取扱事業部門・照会先

株式会社シーイーシー
【担当:デジタルインダストリービジネスグループ 第一営業部 下川(シモカワ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2404
E-mail:marketing@cec-ltd.co.jp

報道関係者お問い合わせ先

株式会社シーイーシー
【担当:事業推進本部 企画部 広報グループ 根本(ネモト)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2442
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp

※記載の会社名・商品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。