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お知らせ

シーイーシーとNTTドコモ、トラック位置情報活用で連携

「LogiPull」「かんたん位置情報サービス」連携で屋内外の位置情報取得に関する実証実験を開始

2022年2月10日
株式会社シーイーシー

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大石 仁史、以下 シーイーシー)は株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井伊 基之、以下 ドコモ)と連携し、ドコモが提供するLTE対応の法人向けクラウド型位置情報プラットフォームサービス「かんたん位置情報サービス」とシーイーシーの物流効率化ICTソリューション「LogiPull®(ロジプル)」を活用した、国内物流センターにおける実証実験を2022年2月14日より開始します。

本実証実験は、物流施設における『屋内外での車両の位置情報取得』『リアルタイムな情報の可視化』をテーマに行います。トラックに搭載されたドコモの位置情報端末で収集した屋内外の位置情報を、位置情報プラットフォーム経由でシーイーシーのバース管理システム「LogiPull」に連携します。LogiPullでトラックの現在地を見える化することにより、庫内業務省力化・自動化などお客様の物流DX支援を目指していきます。

図1:物流現場の位置情報活用WebAPI連携イメージ

図1:物流現場の位置情報活用WebAPI連携イメージ


実証実験の概要・目的

GPSを活用したドコモの「かんたん位置情報サービス」が新たにBLE対応したことにより、屋内位置測位が可能となります。シーイーシーのLogiPullに位置情報をAPI連携することで、バースの満空管理や位置情報に応じた車両の呼び出し、滞在時間データを活用した分析など、物流業務の効率化につながるようになります。

今回の実験では、GPS/BLE一体型の位置情報端末をトラックに搭載し、屋内外シームレスな位置測位の精度・実用性を検証します。通路や敷地外は従来通りGPSで位置情報を取得し、GPSの電波が届かない屋内では、入出荷などの作業エリアごとにビーコンを設置します。エリアを通行、滞在するトラックを検知することにより、車両ごとの位置、動態(作業中・待機中など)をリアルタイムに収集します。ドコモの位置情報プラットフォームに検知した情報を集約し、API経由でLogiPullのバース管理画面上で表示します。これにより、作業エリアごとの車両台数を見える化できるため、バースの混雑状況に応じた車両の自動誘導などに活用が可能になります。

本実証実験での取り組み内容

シーイーシーでは今後、本実証実験対象としたトラックの位置情報管理を皮切りに、物流資材や荷物の位置情報管理への活用も計画しています。


「かんたん位置情報サービス」について

「かんたん位置情報サービス」は、ドコモが提供するサーバーや専用端末、地図データ、ユーザーインターフェースなどをパッケージにしたクラウド型プラットフォームサービスです。位置検索、タイマー通知、エリア通知など位置情報サービスの利用に必要な機能を搭載し、法人向けに提供しています。WebAPI連携機能により、お客様保有の既存システムとの連携や用途に合わせた独自のカスタマイズにも対応します。


「LogiPull」について

「LogiPull(ロジプル)」は、工場や物流拠点のトラック入退管理、バースでの荷役業務を効率化する物流ICTソリューションです。「バース予約管理」「車両入退管理」「受付管理」「車両誘導」「バース実績管理」「AGV遠隔管理」の機能が揃ったシステムにより、お客様の物流業務を支援しています。

https://logistics.cec-ltd.co.jp/


この資料に関するお問い合わせ先

【取扱事業部門・照会先】

株式会社シーイーシー
【担当:エリア統括事業本部 西日本営業部 LogiPull担当】
〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原1-6-1 新大阪ブリックビル8F
E-mail:D3-marketing@cec-ltd.co.jp

【報道関係お問い合わせ先】

株式会社シーイーシー
【担当:事業推進本部 経営企画部 広報グループ】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル8F
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp

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