年頭のご挨拶

新しい年を迎え皆様にご挨拶を申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、一応の収束をみせる中、経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに回復した1年でした。また、コロナ禍を経て、新しい価値観や働き方の定着が進んでいったと考えています。

IT業界を取り巻く環境においても、社会構造の変化や労働人口の減少に備えて、DXをはじめとするIT投資需要が一層高まりをみせました。
なかでも生成AIは、2022年後半に一躍話題となって以降、企業・団体による活用が急速に進んでいます。ルールや環境整備は必要不可欠ですが、その可能性や期待は高く、今後もさまざまな分野での需要拡大が見込まれます。
ポストコロナの社会で私どもが果たすべき使命をより強く感じた1年でもありました。

このような中、昨年、シーイーシーは2022年度～2024年度の中期経営計画2年目を迎え、「事業力の強化」「人材・技術力の強化」「経営基盤の強化」の3つを基本方針に、事業を推進してまいりました。
特に、事業構造の転換、人事制度改革と人材の育成、ESG経営の推進に注力し、おかげさまで、今期は期初の業績目標を上方修正でき、目標達成に向け順調に進捗しております。

本年は、中期経営計画の最終年度を迎えます。目標に掲げた業績達成はもちろんのこと、将来を見据えて、研究開発や人材採用など事業基盤の強化に積極的に投資するとともに、財務の最適化を推進し企業価値を高めてまいります。
また、ステークホルダーの皆様との関係をより強固にするため、ガバナンスを強化し、健全で透明性の高い経営を推進いたします。

シーイーシーは変化を機敏にとらえ、果敢に挑むことで、自らが進化し、ICTでサステナブルな未来創りに貢献してまいります。
本年も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。