NEWS
お知らせ

複合機スキャンサービス「MultiScan!」が富士通の文書管理システムと連携

公共団体向けに行政文書の電子化をもっと簡単・スピーディーに
~ 紙文書をシームレスに電子化・管理する「ワンタッチ収受」の共同開発へ ~

2016年10月27日
株式会社シーイーシー

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田原 富士夫、以下 シーイーシー)は、このほど、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也、以下 富士通)と、公共団体で取り扱う紙媒体の行政文書をシームレスに電子化し管理する「複合機連携ソリューション」の製品連携を進めていくことについて、合意しました。今後、両社は公共団体向けのソリューションとして「ワンタッチ収受」の開発などを進めてまいります。


連携の背景・目的

官公庁・自治体では「行政文書の管理に関するガイドライン」を踏まえ、各種事務の電子化やペーパーレス化に取り組んでいます。加えて、2016年1月から施行された社会保障・税番号制度(マイナンバー)の導入によって、住民サービスの向上に向けた行政手続きのオンライン化の整備がさらに求められ、こうした背景から膨大な量の紙・電子文書の管理事務を効率化・簡素化することが期待されています。一方で、内閣府が発表した報告(※1)では、すべての行政文書ファイル等に占める紙媒体の割合は94.6%(前年度比1.4%増)と、依然として紙を中心とした事務処理も多く残っています。
今回の連携に基づき、両社は、複合機のスキャン機能を活用して簡単に電子化するシーイーシーの「SmartSESAME MultiScan!(スマートセサミ マルチスキャン)」と、自治体向けの文書管理システムで豊富な実績を持つ富士通の文書管理システム「IPKNOWLEDGE(アイピーナレッジ)」を連携させ、両社の技術とノウハウのシナジー効果を発揮し、行政文書の紙削減を実現するソリューションの提供に取り組んでいきます。

(※1)出典:平成26 年度における公文書等の管理等の状況について(内閣府大臣官房公文書管理課 2016年2月)

press_20161027
(画像:シーイーシーと富士通で開発中の複合機連携ソリューション「ワンタッチ収受」のイメージ)


連携サービスの特長

紙媒体の行政文書を電子化するプロセスには、「スキャン」「スキャンデータの送信」「ファイルのダウンロード」「ファイル名の変更」「文書管理システムへの登録」と多くの工程が発生します。「ワンタッチ収受」は、「スキャン」から「文書管理システムへの登録」を連携し、収受処理の大幅な作業量削減を実現します。

既存の複合機を活用し、利便性とコストを抑えた文書電子化を実現

既存の複合機スキャン機能を活用するMultiScan!により、行政事務で発生する収受文書などの電子化をスムーズに実現します。紙媒体経由での各種申請・届出をスキャンすることで、迅速な行政事務処理につながります。

press_20161027_02
(画像:開発中のイメージです)

電子化と文書管理のシームレスな連携

富士通のIPKNOWLEDGEとシームレスに連携し、電子化したファイルを自動的に文書管理システムにデータ転送し、収受処理できます。紙媒体で管理されている行政文書のライフサイクル(収受、起案、決裁、施行、保管、保存、廃棄など)を一元的に管理できるようになります。

情報公開請求へのスピーディーな対応

高精度なOCRスキャン機能を利用することで、文字情報を含めたスキャン結果を文書管理システム側に連携でき、文書管理システムによる文字検索を可能にします。これにより、情報公開請求時等に迅速に検索・照会が可能になります。


シーイーシーと富士通は11月8日(火)~9日(水)に開催される「地方自治情報化推進フェア」に「ワンタッチ収受」を参考出展し、展示ブースにて紹介します。シーイーシーは、ミツイワ株式会社をはじめ販売パートナー各社と連携し、公共団体向けにMultiScan!拡販を強化していきます。


エンドースメント

弊社文書管理システムとシーイーシー様の複合機スキャンソフトを密に連携することで、行政機関に到達した文書の収受処理の手番削減が大幅に見込めます。また、紙文書を電子化することで文字情報を含めた文書検索が可能となり、文書検索のスピードアップや流用文書の作成効率を高めることができます。今回の連携で行政文書のさらなる電子化が促進することを大いに期待しています。

富士通株式会社
行政・文教システム事業本部  第三ソリューション統括部
第一ソリューション部 部長 栗城 稔


価格(参考)

50万円~ ※複合機1台から導入が可能です。


この資料に関する問合せ先

取扱事業部門・照会先

株式会社シーイーシー
【担当:プラットフォームインテグレーションビジネスグループ 事業統括部 辻(ツジ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2442
E-mail:marketing@cec-ltd.co.jp

報道関係者お問い合わせ先

株式会社シーイーシー
【担当:企画部 広報グループ 根本(ネモト)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル
TEL:03-5789-2442
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp

※記載の会社名・商品名等の固有名詞は各社の商標又は登録商標です。

※PDF版はこちらからご覧ください。