工場の現場担当者が“手の内化”できる画像検査用AIツールを提供

AI画像検査システム「WiseImaging」の構築・設定を簡易化

2021年12月8日
株式会社シーイーシー

株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大石 仁史、以下 シーイーシー)は、ディープラーニングを活用したAI外観検査・画像検査システム「WiseImaging®(ワイズイメージング)」の最新バージョン(Ver.2.0)を12月8日より提供開始します。
「WiseImaging」最新版は、AIの判定モデル構築・設定を簡易化、システム全体のUI/UXを向上させ、工場現場の検査員が使いやすいノーコード型の画像検査用AIツールとしました。従来の画面や機能を統合することで、全体の画面数を約45%、学習から結果確認までの画面遷移を約75%削減したほか、簡単に精度の高い学習手法を選択できる「簡単学習モード」や、準備したデータセットが学習に適しているかを事前分析する「データ分析機能」を追加しています。

図1:UI/UXを一新、簡単学習モードやデータ分析機能を追加した「WiseImaging Ver.2.0」

図1:UI/UXを一新、簡単学習モードやデータ分析機能を追加した「WiseImaging Ver.2.0」

現在、工場の検査工程ではAI技術活用の取り組みが徐々に進められています。しかし一般的に、AIの判定モデルを構築するためには数千、数万といった大量のデータを準備する必要があるほか、学習ネットワークの構成やパラメーター設定などのAIに関する知識やリテラシーが求められます。AI技術者を自社内で確保できない場合は、判定モデル構築を外部委託する必要があり、このことが検査工程でAIを活用する際のコスト増大と導入リードタイム長期化の一因となっています。
一方で、ユーザー企業によるICTシステムの内製化が進展しており、プログラミングなしにシステムを開発できる「ノーコードプラットフォーム」といった製品・サービスも現れてきました。AI技術でも同様に「ノーコードAI」というキーワードが広がっています。シーイーシーは、工場現場へのAI技術活用もさまざまな変化にすばやく対応できるよう「ノーコード」である必要があると考え、AI画像検査をより簡易に利用いただくため、「WiseImaging」の製品改良を継続してまいります。


「WiseImaging」最新版の特長

ユーザーインターフェースを一新したAI学習環境で設定を簡易化

画面数や画面遷移を減らし、一連の流れでAIの学習に必要な設定を実施できるよう、ユーザーインターフェースを一新、簡易化しました。詳細なパラメーター設定が必要な場合、数値入力以外にスライドバーでも視覚的に調節・変更できます。

図2:AI学習環境の画面遷移例(学習開始まで)

図2:AI学習環境の画面遷移例(学習開始まで)

適した学習手法選定に役立つ「簡単学習モード」

ネットワーク設定、パラメーター設定をせず、ラベリング、データセットの設定のみで複数の学習手法を実施、どの学習が適しているか精度を比較できます。比較をもとに適した学習手法を選択することにより、精度の高い検査モデルを構築できます。

データ不備による手戻りを抑制する「データ分析機能」

準備したデータセットが学習に適しているかを事前分析できます。データの偏りを事前に確認することでデータ不備による学習やり直しの手戻りを抑制します。また、分析結果はグラフや数値で表示され、データセットの適合度を視覚的に確認することができます。


「WiseImaging」の概要

「WiseImaging」は、AI技術の一つであるディープラーニングを活用することで、人の目に近い判定を行うAI画像検査システムです。従来の画像処理技術では対応が難しかった検査でも、AI技術で高精度の判定を実現します。金属、樹脂、シート素材など、さまざまな材料の外観検査に採用され、数多くの工場で検査工程の効率化に寄与しています。

「WiseImaging」の詳細はこちら:https://vrr.cec-ltd.co.jp/product/wsi/

※「手の内化」:トヨタグループで使われている言葉で、元々は80年代にカーエレクトロニクス分野の関連機能をグループ内で内製化したことを指す。近年、IT活用やソフトウェア開発の内製化を説明する際にも使われている。


この資料に関するお問い合わせ先

【取扱事業部門・照会先】

株式会社シーイーシー
【担当:デジタルインダストリービジネスグループ 第一営業部】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル8F
E-mail:marketing@cec-ltd.co.jp

※ 記載の会社名・商品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。

前のページへ戻る