位置情報管理・動線分析ソフト「RaFLOW」がカシオの可視光通信システム「Picalico」対応
動線分析ソリューションの対応ラインアップを拡充
2019年3月14日
株式会社シーイーシー
株式会社シーイーシー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田原 富士夫、以下 シーイーシー)は、可視光通信を活用した独自の位置測位システム「Picalico(ピカリコ)」を展開するカシオ計算機株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:樫尾 和宏、以下 カシオ)と連携し、動線分析ソリューションの対応ラインアップを拡充しました。
シーイーシーは工場・物流倉庫向けの設備・人・モノの情報を利活用するソリューションの一つとして、位置情報管理・動線分析ソフトウェア「RaFLOW(ラフロー)」を提供しており、すでに100社以上に導入済みです。今回、カシオが開発したLED灯の発光をカメラで捉えて情報を伝える可視光通信を、「RaFLOW」の新たな測位方式に活用しました。
「RaFLOW」の詳細はこちら:http://ralc.cec-ltd.co.jp/lineup/raflow.html
「Picalico」の詳細はこちら:http://picalico.casio.com/ja/index.html
RaFLOWとPicalico連携の特長
1. 電波を使わない情報通信
色の変化で信号を伝えるため、電波が使えない場所での無線通信手段として有効です。
- セキュリティ上、屋外敷地外で通信できる電波の利用が制限されている。
- 医療機器や通信機器など、電波を発するものを近隣に置けない機器がある。
- 電波のノイズが多い、強い電波が多用されており空きチャンネルの確保が困難。
2. 色の変化する「LED灯の発光」が信号
色が変化する「LED灯の発光」を信号とすることで、1台のカメラで最大100信号を同時に受信可能で、信号の発信位置を検知することができます。
シーイーシーは本連携により、従来提供してきた動線分析ソリューションのラインアップを拡充するとともに、作業者動態分析システムと合わせて、工場向け作業改善支援サービスを強化していきます。
シーイーシーの動線分析ソリューション
「RaFLOW」は、これまでUWB、Wi-Fi、ビーコン、RFIDなど多くの測位方式に対応しています。作業者やフォークリフト、AGV(自動搬送機)などの位置や動線管理、改善分析により工場や倉庫内業務の効率化を支援します。
エンドースメント
カシオ計算機株式会社は、株式会社シーイーシー様の位置管理ビジネスにおけるカシオ製品の連携を歓迎いたします。近年、IoTの普及により、工場の製造現場などでは、膨大な数のセンサーや製造機器などが無線ネットワークに接続されることで、現場の状況をリアルタイムに収集し、現状の把握と将来の想定、そして素早い問題解決を可能にすることが求められています。今後、シーイーシー様との連携をさらに強め、お客様のIoT活用促進に向けたサービスとして発展することを期待いたします。また、本協業は、製造、物流分野だけでなく、特に屋内での位置情報を活用できる商業施設や観光施設など幅広い分野への応用展開を期待しております。
カシオ計算機株式会社
事業開発センター OIT企画推進部長
飯塚 宣男
この資料に関するお問い合わせ先
取扱事業部門・照会先
株式会社シーイーシー
【担当:デジタルインダストリービジネスグループ マーケティング部 石川(イシカワ)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル8F
TEL:03-5789-2404
E-mail:marketing@cec-ltd.co.jp
報道関係者お問い合わせ先
株式会社シーイーシー
【担当:事業推進本部 企画部 広報グループ 根本(ネモト)】
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 JR恵比寿ビル8F
TEL:03-5789-2442
E-mail:kouhou@cec-ltd.co.jp
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